
“わたしの好き”が、
子どもたちの
笑顔につながる
同朋保育園 保育教諭
同朋保育園インタビュー動画
「好き」や「アイデア」が保育に活きる
保育教諭の仕事には、子どもたちの笑顔に癒される瞬間や、成長を見守ることができるというやりがいがありますが、私にとっては“自分のアイデアを活かせること”も大きな魅力の一つです。
私は絵を描くことと体を動かすことが大好きなので、例えば、手足に絵の具を塗って、大きな画用紙にみんなでペタペタと絵を描く遊びを取り入れたりしています。筆を使うよりも自由で、ダイナミックで、子どもたちも大はしゃぎ。自分の“好き”が子どもたちの笑顔につながることを実感できる瞬間です。
保育では、子どもの今の気持ちに寄り添うことを大切にしています。うまく気持ちをくみ取れずに悩むこともありますが、そんな時は少し離れた場所から様子を見たり、ペアの先生や先輩に相談したりして、職員みんなで支え合いながら乗り越えています。

多様性を大切にする園の雰囲気
同朋保育園には「ムーブメント保育」「食育」「体育あそび」など、子どもと一緒に楽しむ活動がたくさんあります。自由でのびのびと遊ぶ子どもたちが多いのも、この園の特徴だと思います。
遊びだけでなく、職員のネイルや髪色も自由です。ネイルや髪色を変えると、子どもたちは「かわいい〜!」「見せて〜!」と声を弾ませながら近づいてきて、そんな変化を楽しみにしている様子が伝わってきます。自分らしくいられることで、働くモチベーションにもなりますし、実は、子どもたちの感性を育てることにもつながっているように感じます。
自分の個性を大切にしながら働ける環境で、子どもたち一人ひとりの個性にも丁寧に寄り添う。そんな「多様性」を大切にする保育が、同朋保育園の魅力だと思います。


異年齢で育ち合う、やさしさと学びの関係
同朋保育園では、幼児クラスに「異年齢保育」を取り入れています。年上の子どもたちは、年下の子に思いやりを持って接したり、お手本となる行動をしたりすることで、自信や責任感を育んでいきます。一方で、年下の子どもたちは、年上の子に憧れを抱きながら、安心感の中でさまざまなことに挑戦していきます。
異なる年齢の子どもたちが日常的に関わり合うことで、自然と社会性や協調性が身につきます。また、コミュニケーション能力や問題解決能力の向上にもつながっており、「育ち合い」の大切さを日々実感しています。

「できた!」の笑顔が、私の原動力

できなかったことが「できるようになったよ!」と、子どもが嬉しそうに教えてくれる瞬間や、ふとしたときに「先生大好き」「ありがとう」と言ってもらえる場面に出会うと、この仕事のやりがいを強く感じます。また、さまざまな行事を子どもたちと一緒にやり遂げたときには、大きな達成感があります。
子ども一人ひとりの気持ちに丁寧に寄り添い、安心して過ごせる環境をつくること。そして、好きなことも苦手なことも異なる子どもたち一人ひとりに合わせた保育を、これからも心がけていきたいと思います。
TOPICS:ムーブメント保育
ムーブメントとは、子どもの自発性を大切にし、動きを通していろいろな感覚を育てる「からだ」と「あたま」と「こころ」を一体化させて行う保育のことです。
同朋保育園では、このムーブメントを体育遊び、食育とともに保育の3本柱として、子どもたちの主体性や遊びから学びへ導く保育を展開しています。
ムーブメントは園内で実践しているだけでなく、児童館への出前保育も行っており、地域の子どもたちとの交流にも取り組んでいます。子どもたちの「からだ」と「あたま」と「こころ」がともにバランスよく育つよう、遊びの中で「自ら考える力」を育てています。


TOPICS:陶芸教室
5歳児クラスでは、月に1回「陶芸教室」を行っています。子どもたちは指先で粘土をこねながら、器や季節の飾りなどを自由に作ります。土の温かみや手触りを感じることで感覚が刺激され、さらに立体の作品づくりを通して「完成をイメージする力」が育まれ、豊かな想像力へとつながっています。


Smile is Power
